同窓会長 鈴木正二郎
神戸大学教育学部同窓会会員の皆様には、それぞれの地、それぞれの勤務先において、日夜ご精励のことと、お喜び申しあげます。本同窓会も、発足以来12年を経ました。
その間、歴代会長をはじめ、役員の方々のご努力にもかかわらず、大きな組織を、十分掌握しきれないまま、現在に至っております。
同窓会員名簿の発行もしばらく途絶え、総会の開催も困難なほど、同窓会活動が停滞してしまったことを、まことに遺憾に存じます。
しかし、去る5月9日(日)塩尻公明先生ご退官記念の講演会と合わせて、40年度総会が開かれ、ひきつづき、本会誌創刊の運びとなったことをうれしく存じます。
今まで、会員の皆様との連絡が十分でなく、神戸大学教育学部同窓会員としての意識を十分お持ち願えない方も、おおかったのではないかと考えております。
本会誌は、最低年1回の発行を目標にしておりますので、会員の皆様のご意見を、会誌に発表していただくことをお願いすると同時に、本会誌を通じて、同窓会の動きや、大学の近況などを知っていただきたいと存じます。
本会誌発刊につづいて、同窓会員名簿の作製・組織づくりなど、少しずつ活動を再開することになりましたので、ここで今後の方針をお知らせし、併せて会員の皆様のご協力をお願い致します。
〈同窓会員名簿〉
しぱらく発行が途絶えており、その上、会員の皆様と十分な連絡がとれていむいため、不備な名簿になることが予想されますが、まず、40年度に発行し、逐次修正を加えていきたいと考えております。
〈組織面〉
○中高コースでは、各科ごとの同窓会組織の確立。
○初等コースでは、各回ごとに横の連絡を密にすること。
○各地区において、支部組織を確立すること。
の3つに重点をおき、それぞれの組織の代表と、本部の連絡を密にすることにより、膨大になった教育学部同窓会の組織がためを行いたいと考えております。
微々たる動きですが、少しずつ活動を再開しようとしている現在です。本同窓会が、着実に発展して参りますよう会員の皆様のご協力を念願する次第でございます。 |